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2013/10/13
地鎮祭
先日、住宅ではないですが地鎮祭を執り行いました。
ここで既に地鎮祭をご存知の方もいるかと思いますが、
地鎮祭はどんなことを何のために行うのかを説明します。
地鎮祭は、土木工事や建築などで工事を始める前に行います。
その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る為に行います。
これには神式と仏式があり、一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、
安全祈願祭と呼ばれることもあります。
地域によっては、鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言うところもあります。
一般には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、
斎主たる神職のもと、建築業者・施主の参列の上で執り行います。
祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、
その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇として、
酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供えます。
また、関西などの特定の地方によっては伊勢神宮近隣の浜から砂または塩を取り寄せ、
四隅に置く場合も あります。
祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もあり、
この五色絹は五行説における天地万物を組成している5つの要素、つまり木・火・土・金・水を表していると言われています。
日本以外では韓国や台湾でも地鎮祭に似たお祓いをすることがあるそうです。
地鎮祭自体は30分くらいで終わりますが、平穏無事に工事が進み、
住んでいくのでこれからもよろしくお願いしますという挨拶の意味も兼ねて、
とても大事な行事になっています。
今回の工事は店舗になるので、無事に工事が終わり、
お店が繁盛することを祈って祈祷しました。
地鎮祭も無事に終わりましたので、これからは更新を出来るだけたくさんしていきます!!