施工事例 新築
半田市瑞穂町 2012年春
半田市瑞穂町S様邸
河口付近に建つS様は、季節風が強く、風雨に悩まされて来た。
トリプルガラスとセルロースファイバーのお蔭で、遮音効果抜群。
C値=0.35
UA値=0.40
等級3相当
2×6工法
樹脂サッシトリプルG
セルロースファイバー
EPSパネル
カルクW
全館空調
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玄関を裏側から見たところ。右側には、通り土間へ降りる階段。窓の下に在るのは、郵便物を受ける棚。 北側なので、木製ドアでも良かったが、潮風も強く吹くので、グラスファイバー製のドアにしました。
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リビングから玄関を望んだところ。玄関から2段上がってダイニング、更に2段上がってリビングとスキップしている。
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ダイニングからリビングを見たところ。奥の廊下を進むと書斎、子供部屋へと続く。 ダイニングのテーブルは、タモとウォールナットを組み合わせて製作した1点物。段差を利用してベンチ替わりに。
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リビングの上には、隠れ家のような小屋裏書斎。御主人の憩いの場!? 杉の板で囲まれ、旧家の古材を利用したデスクが、一層の落ち着きを予感させる。
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子供部屋には、備え付けのデスクと書棚、物入れを兼ねた階段を上がると、ベッドにもなるロフト。 その下には、クローゼットが、隣家が近いので、西面の窓はあえて高窓として、採光と空の景色を楽しむ。 傾斜天井は、ロフトの上のクリアランスもたっぷり。
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通り土間には、ホビーコーナーの作業台。その奥のドアは、空調装置の部屋。 壁の素材が、今回採用した藁の圧縮板(OSSB)、11ミリの厚みがあり、釘やビスの保持力が高いので、重たい物でも 安心してぶら下げられる。
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空調装置は、全館冷暖房も一元化したもので、手前に見える透明アクリルの筒が、加湿装置。 写真には無いが、手前右側に空気清浄機が配置されている。 これによって、全ての部屋(浴室を除く)に送られる空気は、湿度や汚れを管理したフレッシュなものになる。 もちろん、夏冬以外の季節も24時間新鮮な空気を送り続けている。 冷暖房を動かさない時は、DCモーターのみの運転になり、月額電気代は750円程度。
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手造りの浴室は、高さ1.6mまでを天然石で、その上の壁と天井を桧の板張りにしました。 写真には無いが、床は、温泉でよく使われる伊豆石(若草石)を敷き詰めて、滑る心配を無くすだけでなく、 冬場の床の暖かさも確保しました。 坪庭を湯船から眺めるために、あえて窓は大きく、ガラスは透明にしました。
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シャワーのヘッドは、柔らかく降り注ぐ春の雨のような、グローエのクラシックヘッドを採用。
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1Fにマスターベッドルームは、天井高2.7m。もうひとつの部屋と引き戸を解放することにより、広々とした空間を作り出しました。
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寝室のコーナーにある鏡台。脚は旧家で使っていたミシンを利用。<SINGER>の懐かしい文字が。 天板は、丸太買いしたタモの無垢板。